iPodでLinuxしたっていいじゃない―手のひらの中の冒険譚 mobiダウンロード
iPodでLinuxしたっていいじゃない―手のひらの中の冒険譚
本, 池田 成樹
によって 池田 成樹
3.6 5つ星のうち 1 人の読者
iPodでLinuxしたっていいじゃない―手のひらの中の冒険譚を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
iPodLinux(http://ipodlinux.sourceforge.net/index.shtml)を旧世代のiPodにインストールするためのガイド本である。iPodLinuxとはuClinux(MMUが存在しないシステムでも動作するようにチューニングされたLinux)をベースに、iPodが採用するARM7チップ向けに最適化された組み込みLinuxである。本書は、母機としてMac, Windows, LinuxのPCを想定し、インストーラーを使ってiPodにLinuxをインストールする過程が順に説明されている。iPodLinuxの開発も停止した今となっては、本書の知識は直接役立つものではないかもしれない(中古で出回っているものを手に入れるなら話は別だが)。しかし、このように、身の回りの小さな組み込み機器にLinuxを移植するというギークなプロジェクトに関しての書籍を執筆した著者のギーク精神から学ぶ点は多い。著者が冒頭で、”Because it is there”の考え方の大切さを指摘している通り、本書を通して目の前の対象物をハックする楽しみを再確認できるだろう。現在は(2014年3月14日)、幸いにしてRaspberry PiなどのPCボードやArduinoなどのマイコンボードやそれらの解説書が容易に手に入る時代である。すでにこれらのツールをハックされている方は、本書を通じて少し前のギークな遊びの具体例に触れて、Raspberry Piなどから得られる感動がiPodLinuxにもあったことを認識されるはずである。また、これから組み込み機器のハックに挑戦される方には、組み込み機器とは何か、ハッキングとはどのようなものか、ということを学ぶのに役立つであろう。
0コメント